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【区切り】1992年生まれは「ミドルエイジ・クライシス」?年齢区分にはばらつき

2017-03-20 人民網日本語版 人民网日文版

「ミドルエイジ・クライシス(中年の危機)」に関するある文章が、この2日間、ネット上で話題の的になっている。同文章によると、青年の年齢区分を幸福感に基づいて「15歳から24歳まで」に再定義することについて、国連も公式微博(ウェイボー)上で肯定しているということだ。これに対し、多くのネットユーザーは、「1992年生まれでもう中年なんて!」と驚きの声を挙げている。

国連の定義:25歳までが「青年」

文章によると、オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学が取りまとめた全国調査の結果、オーストラリア人の幸福度や生活満足度は、年齢の変化にともないU字型の曲線を呈し、「15歳から24歳まで」および「75歳以降」の2つの年齢段階でピークが表れていることが判明した。

 同文章で青年を「15歳から24歳まで」と再定義した根拠は、人の幸福感と関係がある。研究によると、夫婦の幸福度は、第一子誕生前の1年間がピークで、子供の誕生後は下降し始め、子供が小学校に上がる6歳になるまで下降が続く。その後、夫婦の生活満足度は再びやや上昇するが、全体的には低いゾーンにある。老年期に入ると、幸福感はようやく目に見えて再上昇し始める。


調査の結果に、ネットユーザーらは、「では1990年以降生まれは軒並み中年の部類に入るのか!」と驚きの声を上げた。

国連公式微博による彼らに対する答えは、「『青年』の年齢区分について、国連は、15歳から24歳までと定義している」というものだった。

「青年」の年齢区分は国によってまちまち

ある専門家は、「国連総会が『青年』の年齢区分を15歳以上24歳以下と定義したのは、1985年に国連が『国際青年年』活動を展開したのがきっかけだった」と指摘した。

 そして、「多くの国家が、青年の年齢区分を定めている。つまり、法に則り平等な待遇を受けることができる年齢を一般的に『成年年齢』と呼んでいる。多くの国家では、『成年年齢』を18歳以上としている。だが、社会・文化、制度、経済、政治などの要因が国によって違うことから、『成年』の実際的な定義やこの言葉に対する解釈には、国によって違いがある」としている。たとえ、「青年」の年齢区分に入っていても、彼らが直面する社会・心理・健康上の問題は人によってさまざまだ。人間の平均寿命は、50年前にはわずか50歳だったが、1990年代には75歳まで延びた。


中国の基準:「青年」は35歳以下

中国ではこれまでに、以下の年齢区分が設けられてきた。

古代:「子供」は12歳までとし、12歳以上を「少年」と呼んだ。20歳に達すると「青年」とみなされるが、18歳以上を青年とする見方もある。30歳で「中年」となり、40歳で「壮年」とみなされる。そして50歳以上は「老年」と見なされる。

1980年代:「子供」は18歳まで、「青年」は18歳から40歳、中年は「41歳から65歳」。また、「壮年期(41-48歳)」、「穏健期(49-55歳)」、「調整期(56-65歳)」、「老年期(66歳以降)」という分け方もあった。

現在:「青年」は、「18歳から34歳」、中年は「35歳から59歳」、老年は「60歳以上」と区分されている。

国際的な年齢区分

1994年以前:「子供(0歳―6歳)」、「少年(7―17歳)」、青年(18歳―40歳)」。青年期は「思春期(18―28歳)」と「成熟期(29―40歳)」に分けられた。「中年(41―65歳)」、老年(66歳以上)。

WHO(世界保健機関)による年齢区分:「青年」は44歳以下、「中年」は45歳から59歳、「准高齢者」は60歳から74歳、「高齢者」は75歳から89歳、「超高齢者」は90歳以上。この5段階区分によって、人間の老衰期は10年間延びた。

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